よくあるご質問

当機に関してよくあるご質問

  • 従来のキャビネットとどう違いますか?
  • 高揮発性で劇薬である抗がん剤を調整するニーズが高まり、曝露防止の為に生物剤を前提とした高気密(全排気)キャビネットを使用するしかなかった医療現場において、オゾンによる分解と抗がん剤フィルターで吸着する事で、高揮発性の化学剤を調整する事を前提とした初めてのキャビネットです。もちろん、生物剤にも対処できます。
  • いつ除染を行うのですか?
  • 一日の調整作業を終えたあと、全自動でキャビネット内を超高濃度オゾンガスで燻蒸し、抗がん剤を分解します。 除染開始はボタンをワンクリックで開始になります。
  • オゾンガスは安全ですか?漏れませんか
  • オゾンの安全性は日米でも安全基準が定められており、調製作業中に高濃度のオゾンガスに触れることはありません。オゾンのキャビネット内各部に設置されたオゾンセンサーとリークモニターによって漏れが無いよう安全に管理されています。また、オゾンは残留せず、速やかに酸素に戻るので残留オゾンを心配する必要はありません。
  • フィルターに吸着した抗がん剤は再揮発しませんか?
  • フィルターに吸着した抗がん剤の再揮発化に対するテストを繰り返し行いました。揮発化することはありません。
    本装置の特徴である、作業終了後のキャビネット内を高濃度オゾンガスで燻蒸する事で、フィルターに吸着した抗がん剤を
    オゾンガスが分解します。
  • どの抗がん剤を分解しますか?
  • 代表的な薬剤にてテストを行い、エビデンスを集めています。現在、検出限界以下まで除染できるのは
    アレキル化剤(シクロホスファミド)、代謝拮抗薬(シタラビン)、抗腫瘍性抗生物質(アドリアマイシン)
    DNAトポイソメラーゼ阻害薬(イリノテカン)、タキソイド系(タキソール)、分子標的治療薬系(ハーセプチン)等です。
  • オゾンで分解できない抗がん剤はありますか?
  • 代謝拮抗薬のゲムシタビンのみオゾンによる分解に時間を要しましたが、酸化促進剤を添加する事で分解されることを
    確認しています。更にテストを行い、全ての抗がん剤が分解されるオゾンガス濃度と分解時間を証明します。
  • 分解された抗がん剤は安全ですか?洗浄されたオゾン水は安全ですか?
  • オゾンによって分解された抗がん剤は、AMESテストによって安全が確認されています。抗がん剤を分解したオゾン水も
    安全ですので、通常の排水として捨てることができます。
  • 他の医療機器に影響を与えませんか?
  • 各種精密機器の稼働に一切の問題はありません。
  • 設置が簡単とありますが?
  • 従来の生物剤用のキャビネットは、キャビネット内の空気をすべて排気する(全排気型)です。
    これは排気量が多く空調コストがかさみます。設置場所から外気へのダクト工事を専用ダクトにする必要性など、導入コストが
    必要となり増設や故障にも対応できません。当キャビネットは、全排気型の1/2以下の排気量で、増設にも簡単に対処できます。
  • 薬剤師学会での推奨はありますか?
  • 新技術による発表ですので、現在も抗がん剤調製は密閉型キャビネット(いわゆる全排気型)を推奨しています。
    しかし、今後は当機を軸とした新基準(抗がん剤対応&循環排気型)での推奨を得られることになるでしょう。
  • メンテナンスは?
  • 一年に一回のオゾン関連機器(濃度計校正、センサー交換)とフィルターの交換となります。
  • 納入事例はありますか?
  • 大阪国際がんセンター(改称前:大阪府立成人病センター)、および国立がん研究センターが決定しています。