除染された容器で投与に関わる
医療従事者の安全を守ります
調製作業終了後(業務終了)に、キャビネットを密封し高濃度オゾンガスを散布し、抗がん剤を分解します。除染運転中はオートで濃度と散布時間が管理されます。業務開始時にはクリーンなキャビネットで調製作業ができます。これは、メンテナンスの低減にも寄与します。万一のオゾン漏れにもリークセンサーによって管理されています。
夜
昼
身体には影響のない0.1ppm(日米で許可されている安全濃度)の微弱オゾンガスを常時散布し、キャビネット内をクリーンに保ちます、この機能のキャンセルも自由に可能です
世界初の抗がん剤フィルターが、エアロゾル化した抗がん剤を吸着しキャビネット外への漏えい、調製中の薬剤師への曝露を防ぎます。フィルターは屋外排気側にも設置され環境にも安心です。
キャビネット右下には格納式オゾン水シンクが搭載されており、高濃度4ppmのオゾン水が生成されます。シャッター式の洗浄シンクに輸液バッグを入れ、シンクを収納すると、オゾン水が自動で吐出され、シンク内に溜められた高濃度オゾン水で洗浄されます。所定の時間経過後には自動排水され、クリーンな輸液バッグやバイアルを手にする事ができます。
※一度に2~3枚のパックを数十秒~数分で除染します
製品名 | 抗がん剤専用調製安全キャビネット |
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製品型式 | PSC-1300ⅡA2(仮) |
外形寸法 | 幅1,500x奥行820mmx高さ2,395mm |
重量 | 約480kg |
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 約750w(約950VA) 送風機+照明運転時 |
集塵機能 | 0.3μm粒子(PAO)にて 99.99%以上 |
曝露防止機能 | オートシャッター機能、抗がん剤吸着フィルター HEPAフィルター濾過 オゾンガス循環機能(0.1ppm) |
警報 | ファン異常発生時、前面シャッターが200mm以上解放された時、オゾン濃度の異常 他 |
オゾンガス除染 | 相対湿度及び濃度・時間 制御による |
オゾンガス濃度 | 約20.8~41.6g/㎥ |
フィルター機能 | 給気フィルター:抗がん剤吸着フィルター+HEPAフィルター 排気フィルター:抗がん剤吸着フィルター+HEPAフィルター |
排気環境 | 約40%室外排気 約60%循環双方に抗がん剤吸着フィルター+HEPAフィルターの濾過を行う |